TEL 052-452-4036

税務支援の理念と目的

その基本理念は、「近代の社会経済の急速な多様化、複雑化、国際化の進展に伴い、業務独占資格仕業にも国民各層から一層の利便性が求められる中にあって、 今後の税理士業界の発展を見据えたとき、税理士制度も、時代の要請を的確に捉え、社会の要請に応え得る磐石な制度であらねばならない」というものです。 この認識のもと、納税者の要請に応えるため、すべての税理士が税務支援に従事することを明記し、「税理士の社会公共性(税務援助事業)」と 「税理士の社会貢献(税務指導事業)」の二つの事業を基軸として新たに構築されたものが「税務支援」です。
税務支援の理念と目的

税務支援の理念と目的
国家財政の基盤となる租税を扱う税理士は社会公共性が極めて高い職業で法において独立公正が求められ、有償業務のみならず無償業務までも独占業務とされています。 故に税理士以外の者が税理士業務を行うことができない現行制度のもと社会的使命が課せられています。もし、経済的理由により関与が受けられない小規模納税者に対する 税理士業務を、拒否することになれば、税理士制度は社会の要請に応えられないものとなり、法第50条の『臨時の税務書類の作成等』(いわゆる臨税)の増加、更には 無償独占の排除が提起されることになるからであります。したがって、すべての税理士は、自らの業務の社会公共的性格を常に自覚し、自発的、積極的に税務支援に従事する ことが求められています。

税務支援の対象者の範囲

1.税務支援対象者(小規模納税者)

1:税理士又は税理士法人関与のない事業所得者、不動産所得者及び雑所得者(年金受給者を除く)

2:前年分所得金額(専従者控除又は青色特典控除前)300万円以下の者

3:上記の者が消費税の課税事業者の場合、基準期間の課税売上高3,000万円以下の者

2.上記以外の者

1:税理士又は税理士法人関与のない者

2:本会が地域の実情その他を考慮して、税務支援を必要と認める者
(例えば小規模納税者以外の事業所得者、給与所得者、年金受給者など)

税務支援として実施する業務の範囲

1.税務に関する相談
2.記帳及び決算に関する相談
3.税務書類作成に関する相談

税務支援の実施方法

1.確定申告相談方式
2.税務相談所方式
3.協議派遣方式

名古屋中村税務相談所のご案内

名古屋税理士会名古屋中村支部では、中小企業者に対する税務援助施策として、 皆様方の税金の相談・帳簿の記帳指導等に応ずるため、名古屋中村税務相談所を開設致しております。 当指導所では、専任の税理士が次のような業務を行っていますので、是非ご利用下さい。 (名古屋市中村区内に事務所または住所地がある方に限らせていただきます。)


業務内容 1.青色及び白色の記帳の相談・指導
2.決算書及び申告書の作成の相談・指導
*3.年末調整
4.消費税の申告
*5.償却資産の申告
6.個人事業所得・不動産所得等に関する税務相談
指導日 毎月第一・第三火曜日
及び第二・第四水曜日
AM10:30~PM3:30
指導料金 基本指導:年額36,000円

尚、青字"4.消費税申告"については下記の別途料金を頂きます。
簡易課税 5,000円  原則課税 10,000円

*については別途料金を頂く場合があります。
記帳指導申込書 こちらからダウンロードして下さい。
PDFファイルをご覧になるには「Adobe Reader」などのソフトが必要です。お持ちでない方は、下記のバナーをクリックして入手してください。
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平成30年度 名古屋中村税務相談所開設日

4月 3日(火) 11日(水) 17日(火) 20日(金)
5月 1日(火) 9日(水) 15日(火) 23日(水)
6月 5日(火) 13日(水) 19日(火) 27日(水)
7月 3日(火) 11日(水) 17日(火) 25日(水)
8月 7日(火) 8日(水) 21日(火) 22日(水)
9月 4日(火)  12日(水) 18日(火) 26日(水)
10月 2日(火) 10日(水) 16日(火) 24日(水)
11月 6日(水) 14日(水) 20日(火) 28日(水)
12月 4日(火) 12日(水) 18日(火) 26日(火)
平成31年1月 8日(火) 9日(水) 15日(火) 23日(水)
2月 5日(火) 13日(水) 19日(火) 27日(水)

租税教室への講師派遣

税理士会では、事業計画の一つとして「租税教育」を掲げており、本会の重点施策にもなっております。
名古屋中村支部の最近の活動として、下記の小学校、中学校、高等学校及び専門学校で実施される租税教室へ支部所属の 税理士を講師として派遣致しました。

平成30年 7月26日(木) 名城大学附属高等学校
平成30年 7月17日(火) 名古屋市立黄金中学校
平成30年 7月9日(月) 学校法人専門学校名古屋モード学園
平成30年 7月5日(木) 学校法人専門学校名古屋モード学園
平成30年 6月28日(木) 学校法人専門学校HAL名古屋
平成30年 6月20日(水) 同朋高等学校
平成30年 6月14日(水) 学校法人専門学校名古屋モード学園
平成30年 5月25日(金) 名古屋市立笹島小中学校
平成30年 5月23日(水) 学校法人専門学校名古屋医専
平成30年 3月2日(金) 代々木アニメーション学院
平成30年 2月22日(木) 学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校
平成30年 2月21日(水) 学校法人立志舎 名古屋動物専門学校
平成30年 1月25日(木) 学校法人河合塾学園 トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校
平成30年 1月18日(木) 学校法人河合塾学園 トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校
平成29年 12月12日(火) 学校法人立志舎 東京IT会計専門学校
平成29年 12月11日(月) 愛知県立松陰高等学校
平成29年 12月4日(月) 学校法人国際学園 星槎名古屋中学校
平成29年 11月7日(火) 学校法人名古屋大原学園 大原法律公務員専門学校
平成29年 11月6日(月) 学校法人立志舎 東京法律専門学校
平成29年 10月19日(木) 学校法人名古屋大原学園 大原トラベル・ホテル・ブライダル専門学校
平成29年 10月10日(火) 学校法人名古屋大原学園 大原法律公務員専門学校
平成29年 9月14日(木) 学校法人立志社 東京法律専門学校
平成29年 9月4日(月)・7日(木)・
11日(月)・12日(火)
学校法人中日学園 中日美容専門学校
平成29年 7月24日(月) 名城大学附属高等学校
平成29年 7月12日(水) 学校法人同朋学園 同朋高等学校
平成29年 6月22日(木) 学校法人専門学校HAL
平成29年 6月13日(火)・
7月3日(月)・6日(木)
学校法人専門学校名古屋モード学園
平成29年 6月10日(土) 学校法人専門学校名古屋医専

過去の開催一覧


 過去の開催一覧 表示・非表示
平成29年 2月17日(金) 学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校
平成29年 2月2日(木)・7日(火) 愛知県立松蔭高等学校
平成29年 1月18日(水)
・25日(水)
学校法人河合塾学園 トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校
平成29年 1月17日(火) 学校法人立志舎中央 東京法律専門学校
平成28年 12月20日(火) 学校法人河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校
平成28年 12月16日(金) 名古屋市立千成小学校
平成28年 12月13日(火) 名城大学附属高等学校
平成28年 12月13日(火) 学校法人立志舎中央 東京IT会計専門学校
平成28年 12月7日(水) 名古屋市立豊国中学校
平成28年 12月6日(火) 名古屋市立日比津中学校
平成28年 12月5日(月) 私立星槎名古屋中学校
平成28年 11月10日(木)・14日(月)
・15日(火)・21日(月)
学校法人中日学園 中日美容専門学校
平成28年 10月11日(火)
・11月7日(月)
学校法人名古屋大原学園 大原法律公務員専門学校
平成28年 7月13日(水) 学校法人同朋学園 同朋高等学校
平成28年 6月2日(木)・13日(月)・20日(月) 学校法人 専門学校名古屋モード学園
平成28年 2月19日(金) 学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校
平成28年 1月19日(火) 学校法人立志舎中央 東京IT会計専門学校
平成28年 1月15日(金) 名古屋市立千成小学校
平成27年 12月4日(金) 名古屋市立日比津中学校
平成27年 7月15日(水) 学校法人同朋学園 同朋高等学校
平成27年 7月14日(火) 名城大学付属高等学校
平成27年 6月 4日(木)・15日(月)・22日(月) 学校法人 専門学校名古屋モード学園
平成27年 2月20日(金) 学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校
平成27年 1月21日(水) 名古屋市立笹島中学校
平成27年 1月14日(水) 名古屋市立千成小学校
平成26年12月 2日(火) 名古屋市立日比津中学校
平成26年11月12日(水) 学校法人立志社中央 東京IT会計専門学校
平成26年 7月15日(火) 学校法人同朋学園 同朋高等学校
平成26年 7月14日(月) 名城大学付属高等学校
平成26年 6月27日(金)・30日(月)・7月7日(月) 学校法人 専門学校名古屋モード学園
平成26年 5月30日(金) コンピュータ総合学園HAL専門学校 HAL名古屋
平成26年 1月15日(水) 名古屋市立千成小学校

租税教室体験記

租税教室の講師をふりかえって

名古屋中村支部 杉江 麻希

 名古屋中村支部は、他支部と違い地域的に専門学校での租税教室の開催が多いことが特徴です。平成29年度の実施校数16校のうち12校は専門学校です。 私も今年度3校の専門学校で講師を務めさせていただきました。

講義形態は、パワーポイントを使用しています。ただ聞くだけの講義では生徒さんも疲れてしまうので、配布レジュメには一部を空欄にし、書き込む作業も大切にしています。 また、導入のクイズ「宝クジの当選金には税金がかかるの?」では挙手をお願いしたり、税金の公平な集め方について生徒さんに意見を求めるなど、なるべく対話型の講義を心がけています。

講義内容は、事前の打合せで学校のご要望をお聞きします。専門学校ということで、社会人になる生徒さんに向けて給与明細の見方や年末調整の仕組みなどを希望されることが多いです。さらに踏み込んで、実物の確定申告書Bや青色申告決算書を使い、開業に向けての確定申告や青色申告の説明など実務的な内容も組み入れることもあります。

しかし、税金の計算方法や申告の仕方のみを講義の目的としていません。なぜ税金を納める必要があるのか、納めた税金は何に使われているのかなど、税金の意義・役割等をしっかり伝えることで、税金はとられるものではなく、国民一人一人が安心して豊かな生活を営んでいくための社会の会費として必要不可欠なものということを理解してもうらようにしています。これが租税教室を行う意義だと思っています。 この点においては、小学校や中学校における租税教室となんら変わりがありません。

最後に、今年度初めて租税教室講師養成研修を終了した新米講師の私の拙い講義を、生徒のみなさんにとても真面目に聞いていただいたことに感謝しています。事前準備等、先生方には大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。 また、今回の租税教室が生徒のみなさんにとって今後何か一つでもお役に立つことがあれば大変うれしく思います。



租税教室の講師をふりかえって

名古屋中村支部 日置 実

 最近、租税回避という言葉が話題に上るようになりましたが、企業や個人の「社会的責任」とは一体何かを考えさせられます。 このような社会問題に対して、 生徒さん自身が自分で考え、自分の力で正しい結論を導き出せるような、そんな大切な役割が租税教育 にあるのではないかと思っています。
 私は、まず租税教室で一番伝えたいことである、「税は、人や社会、国を支えるためのもの」を、頭に叩き込んでから授業をするよう 心がけていますが、 必ずしも完璧な授業が毎回できるわけではありません。
 本来、授業をする前に学校側には授業計画書と講義内容を、生徒さんにはレジュメを提出すべきだと思います。そうすれば、どのような授業内容か、 先生方にも生徒さんにもよくわかるからです。今回は、打ち合わせから授業までの期間があまりなく、生徒さん用のレジュメ3枚しか用意できませんでした。 事前に授業計画書を学校側へ提出できなかったのは授業前の反省点です。
 7月初旬に広報担当の税理士先生と一緒に高校に出向き、2名の社会科の先生と、私たち2人の計4人で綿密な打合せを行って、下記のような10項目の確認をしました。

<確認した10項目>
(1)高校側の担当責任者名と要望
(2)授業形式
(3)始業時間
(4)授業中に避ける言葉
(5)配慮する生徒さん
(6)配布資料
(7)対象となる学年及び学科と人数
(8)男女の割合
(9)教室の広さ
(10)見学者の有無

 先生方の要望は、パソコン等の機器を使わず、2年生普通科3クラスの選択科目(日本史、世界史、政治経済)にそれぞれ沿った形で、 税の授業をしてほしいというものでした。 さっそくクラスごとに3枚のレジュメを作成し、それをもとに1・2・4限に授業をしました。 1限目の世界史選択クラスは、簡単な自己紹介の後、まず、イギリス議会の課税権を 取り上げ、明治政府の法律制定過程から議会政治へと話を進めた後、現在の日本の税金の概要を説明しました。後半は、外国と日本の税金を比較し、もし税金がなかったら 社会はどうなるかを生徒さんに問いかけ、 税の大切さを述べて結びました。3限目の日本史選択クラスは、最初、① 古代から近世 ② 近代から終戦 ③ 戦後から現代の3段階に 分けて税の歴史を お話ししました。後半は、シャウプ税制が戦後税制の基本となったことから、現代の税の内容に話を進め、1限目と同じ形で終わりました。 4限目の 政治経済クラスは、1限目と同様、まず、議会の課税権の形から始まり、租税法律主義の意味、明治政府がドイツ法を模範に日本の法体系を つくりあげたこと、後半は日本の税の 仕組み、日本と外国の税の比較へと進み、前述の2クラスと同様の形で終えました。
 私の拙い授業に、4名の先生方や税理士の先生が見学され、3クラス116名の生徒さんと共に、大変意欲的に取り組まれていました。しかも真面目で真摯な生徒さんのおかげもあって、 私語もなく、落ち着いた雰囲気の中で楽しく授業が出来たことは言うまでもありません。ただ、授業前と同様、授業後にも私自身の反省点があります。授業の前半に多く時間を割いて しまい、後半の部分が十分説明しきれませんでした。そのため授業中に質疑応答の時間が取れず、日税連のアンケートを利用して生徒さんに質問事項を書いて頂きました。 受講生徒さんの3分の1近くにあたる 33名もの質問があり、後日、生徒さん一人ひとりに、文書で回答しました。会社員から高校の社会科教員を経て、税理士となった私ですが、 若い高校生の皆さんと一緒になって考え、勉強ができる喜びは今も昔も変わりがありません。
 仕事柄、日々変化する社会に対応するため、実務や法理論の研鑽は欠かせません。高校生のみなさんと勉強内容の違いこそあれ、目標に向かって努力する姿勢はまったく同じだと 思っています。
 最後になりますが、事前に資料の印刷や生徒さんへの配布、さらに租税教室のアンケート回収等で先生方のお手数をおかけしたこと、この場所をお借りして、お礼申し上げます。 ありがとうございました。